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古谷徹(アムロ・レイ)、キャリア50年超えて「理想の自分を追いかけ続ける」

CULTURE

読者へメッセージ 「いくつになってもカッコいい自分を追いかけ続ける」

過去には『巨人の星』の星飛雄馬、『ドラゴンボール』のヤムチャ、『聖闘士星矢』のペガサス星矢、『美少女戦士セーラームーン』のタキシード仮面、最近では『名探偵コナン』の安室透、『ONE PIECE』のサボなど、人気作品で少年たちの(時には少女たちの)ヒーローを演じてきた。古谷個人としてはどのような男になりたいと思っていたのだろうか。世の男たちに激励メッセージを送ってくれた。

「…やっぱり。いつか死ぬときに後悔したくないんです。やりたい時にやりたいことをできる男になりたいと今も思っています。それは、キャリアを積んで認められないとできないことだと思います。僕は常に声優の仕事にも快感を求めていました。ヒーローを演じてきたのも、カッコいい決め台詞を言った後の快感が忘れられなかったからです。理想の男でありたいと、“カッコいい自分を追いかけ続けてきた”んです。おかげ様でこれまでたくさんのヒーローを演じさせていただいて、バーチャルの体験ではありますが、それぞれのキャラクターが自分自身の体験のように僕の中に残っている。それは幸せなことです」

『ガンダム』は人生そのもの

「ガンダムと出会ってなかったら、もしかしたら声優じゃなかったかもしれない。第一歩は『巨人の星』からスタートしましたけれど、大学に入って一度離れて、卒業してこの業界に戻ってきました。その時もまだ俳優、ミュージシャンの道も望みを捨てていなかった。そんな中、ガンダムに出会って、アニメーションのヒーローってすごく気持ちいいなと思った。アニメーションの中では自分はヒーローでいられるということ。それを自分が納得できるように演じる難しさを知ったのもガンダムでした。ガンダムは、“僕自身が持っているポテンシャルを生かせるのがアニメーションだ”と思えたきっかけの作品ですね」
  • (C)創通・サンライズ

    (C)創通・サンライズ

「『THE ORIGIN』はシャアの過去編で、アムロは脇役でしたが…いずれはアムロが主役になると思います。皆さんの力をお借りして、もう一度アムロを主役にしてほしい。もし、「ルウム編」のその後を作るとなった場合、ファーストガンダムのまったくのコピーにはならないと思うんです。昔の自分を真似してもしょうがないですし、25歳の古谷徹が演じたアムロは今はもうできない。今、ファーストガンダムを見返すと、思っていたよりも大人な15歳なんです。今は“15歳なんてガキ”だと思っています(笑)。むしろ、38年前よりももっと少年らしいアムロを演じたいですね」
(取材・文 / 加藤由盛)
(写真 / KayN)
(ヘアメイク / Chihiro Ujikawa)
  • Blu-ray Disc初回限定生産(写真左)、Blu-ray Disc通常版(写真右)

    Blu-ray Disc初回限定生産(写真左)、Blu-ray Disc通常版(写真右)

Information
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』
9月2日より全国35館にて4週間限定劇場上映中

Blu-ray Disc(初回限定生産)『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 Blu-ray Disc Collector's Edition』
税抜1万円 2017年11月10日(金)バンダイビジュアルクラブBVCにて発売

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V』
Blu-ray Disc通常版税抜7400円、DVD税抜6400円 11月10日発売

公式サイト:http://www.gundam-the-origin.net/
(C)創通・サンライズ
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