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(更新: ORICON NEWS

サッカー日本代表、酒井高徳「挑戦が自分を強くする」

アスリートとしての目標をアップデートし続ける

Jリーグでプレーをしていた時期、海外に渡った時期、日本代表に招集された時期、キャプテンマークを付けた時期…。着実にプレイヤーとしてステップアップをしている酒井。目標をどのように自分に課しているのだろうか。

「プロサッカーリーグでは“強豪チーム”はどの国にもありますよね。Jリーグでやっていた時は、強豪チームと闘いたい、いいチームでハイレベルなプレーをしたいという気持ちがありました。個人的にずっと海外志向が強かったし、いつか世界に出たいという思いを持っていて“海外で活躍するために、まずはJリーグで活躍するんだ”という気持ちでした。海外に行ってからは、スターチーム、スター選手と闘って、やれるぞっていう手応えを掴む。次は、トップクラブで自分がプレーする自分に近づくために、日々の努力、海外での自分の功績を残すこと。海外に行ってからはトップ選手たちと一緒の環境でやれるように近づきたいと思ってやっています。Jリーグの上位にいきたかったというのが、世界でのトップのレベルにいきたいと変わったってのはありますよね。海外でのプレーは、いつか日本に帰るための“武者修行”ではなく、骨をうずめるつもりでやっています」

目標をアップデートしながら進んできた酒井。次のステップに進むためには、先を見据えつつ、目の前のハードルを一つずつ着実にクリアしていくことが大切だ。

闘うためには、自分を知ることが大事

海外リーグでのプレーはもちろん、日本代表選手としても招集される酒井。一流プレーヤーが競い合うステージで存在感を発揮するために心掛けていることとは。

「一番は自分の特徴、“ここで勝負していく”というポイントを出すことですね。クラブチームだったら、毎日練習して、みんなと戦術確認をして試合に臨みますが、代表戦となると集合の時間もコミュニケーションの時間も限られていて、その中で自分の色を出さないといけない。チーム戦術を尊重しつつも、自分がこういう選手であるというのをプレッシャーなく瞬発力を持って発揮できるというのが大事です。毎試合結果を求めながら、自分の強味を出すためにどうしたらいいのかは常に考えています」

「とはいえ、日本代表チームはみんな仲が良いですね。ギスギスして蹴落とし合いをするような雰囲気ではないです。サッカーで高め合っている感じでしょうか。普段はみんな一人の男です。僕は調子乗りな部分もありますし、ワイワイするのが好きで、日本代表チームは実際和気あいあいとしている。山口蛍(セレッソ大阪)と岡崎慎司さん(レスター・シティFC)は特別仲がいいですね。ロンドンオリンピックで戦った世代は特に」
しっかりとした目標を持って邁進する一方、オンオフの切り替えはしっかりしている。20代の若者としてリラックスする瞬間を聞くと…。

「海外に行って変わりましたね。20前半の頃は、外出したり何かをすることに楽しみを感じていましたが、最近はゆっくり過ごす休日を楽しんでいます。ドイツでは日曜日は店はすべて閉まっていてやることがないので、公園を散歩したり…本当にのどかで、多くの人が想像する“休日ののどかな風景”そのまんまなんですよ。天気がいい日は庭に出て日光浴をしてゆっくりしたり。散歩したり走ったり。音楽を聴きながらただ座っていたり、カフェでただコーヒーを飲んでいたり。そういう時間が一番リラックスできてますね」

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