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JAY’ED「どんな無様なことになっても、前に進みたい」

実力派R&BシンガーJAY’EDが3年ぶりのアルバム『Here I Stand』を6月21日にリリースする。「今、デビューしたての気持ち」と、自ら第2シーズンの幕開けと語る今作は、EXILE ATSUSHIがプロデュースすることでも注目されている。仕事であり、自らのアイデンティティでもある“歌”にかける想いを存分に語ってもらった。
Profile
JAY’ED
日本人の父とニュージーランド人の母の間に生まれ、10歳までニュージーランドで過ごす。17歳から大阪のクラブを中心に活動を始め、2008年にメジャー・デビュー。代表曲「ずっと一緒」、「最後の優しさ」はYouTube再生回数が500 万回以上突破。2009 年にJUJU with JAY’ED「明日がくるなら」や、「Everybody」(au Smart Sports CM ソング) でブレイクし、1st アルバム『MUSICATION』は、オリコン・ランキング初登場6位にランクインし、ロングセールスを記録。2013年、Earth, Wind & Fire の“レジェンドメンバー”との奇跡のコラボレーションが実現した「September」がリードトラックの意欲的カヴァー・アルバム『JAY’EDISCO』をリリース。その後も数々のアーティストとのコラボも重ね、ジャパニーズR&Bシーンを牽引。6月21日にニューアルバム『Here I Stand』をリリース。
6月21日にニューアルバム『Here I Stand』をリリース。

「歌にかける想いを表現したかった」

「今回のアルバムは前回から3年ぶり、すごく時間が空いて“歌えることの幸せ”を噛みしめながら制作したアルバムです。アルバム『Here I Stand』のコンセプトで、一番最初に頭に浮かんだのは「リ・スタート」というキーワードでした。これまでのシンガーとしての自分を見つめ直した時、「Here I Stand」―今日ここに立って歌っている、それは自分ひとりじゃなくて、たくさんの仲間に支えられてきたことを痛感しました。その中でも“絆”を大きなテーマにしました」
今作は、EXILE ATSUSHが共同プロデュースしていることも話題になっている。2人の間には、10年来の友情があったという。
「デモを聴いてもらいながらコンセプトから説明して…自分の中の歌にかける強い決意をこのアルバムで表したい、そういう話をATSUSHIさんに相談していたんです。技術的なことから、「こういう曲を入れたほうがいいんじゃない」「1曲目はインパクトあったほうがいい」いろいろなアドバイスをもらっていたら、「もし良かったらこのアルバムのプロジェクトに参加していいかな?」って話を提案いただき、サウンドプロデュースとして入っていただくことになったんです」

「なかには僕の意見を通したところもありましたが、ATSUSHIさんは大きなステージで全然違う景色を見て、広い視野で音楽に携わってこられた方なので非常に勉強になりました。プロデュースなのに提案という形をとってくれるんです。昔から、本当にお兄さん的な存在ですね」

「僕は元々、大阪のクラブシーンで活動していました。今回のアルバムにも参加してもらったDOBERMAN INFINITY も当時から交流がありました。東京進出のライブが終わって彼らを探していたら、バーにEXILEのメンバーMAKIDAIさん、USAさん、ATSUSHIさんがいて。その時の僕はなんでこの3人が!?って(笑)。その3人が自分の仲間と話していて、紹介された流れでATSUSHIさんの家で飲み直すことになったんです。ちゃっかりついていってたら、僕だけ呼ばれてATSUSHIさんの部屋でサシ飲みになって。Jodeci(ジョデシー)っていう90年台のR&BグループのDVDを見ながら、延々とブラックミュージック愛を語り合ったんです」

「いつかこういう音楽を日本でもリリースしたい」「デュエットを女性シンガーとやってみたい。今のシーンだと誰がいいかな…」なんて、話しながら自分の音楽活動につなげていくというか。とにかくアイデアの多い人だと思いました。当時の僕はインディーズで、相手はシーンを席巻しているEXILEのATSUSHI。初めて会った僕にこんな話をしてくれて、好きなものもシンクロする部分があって、すごく嬉しかった。その時に「いつか一緒にやれたらいいね」と話していたことが今回実現したんです」

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