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サッカー日本代表、槙野智章「負けは絶対に認めない」

BODY
Jリーグ「浦和レッドダイヤモンズ」所属・槙野智章。高い身体能力と闘争心を持つディフェンダーで、サッカー日本代表選手としても活躍する。「槙野ヘア」と言われるモードなツーブロックの横分けヘア、左右で色違いのスパイクを着用するスタイルなどでも注目を集める槙野選手が4月某日、渋谷のアディダスブランドコアストアで行われた店頭イベント「MAKINO MEETS CLIMACHILL」に出演。トッププレイヤーとしてのトレーニングのこだわり、自分らしさについて語ってくれた。
Profile
浦和レッドダイヤモンズ・サッカー日本代表選手
槙野智章

広島県出身、2000年に地元のチーム・サンフレッチェ広島のジュニアユースに入団、ステップアップし、2006年にトップチーム入り。2010年にドイツ・ブンデスリーガFCケルンに移籍、2012年以降は浦和レッドダイヤモンズで活躍している。
イベント出演、テレビ出演、ラジオ番組のパーソナリティーを務めるなど、活躍の場はピッチ上にとどまらない。著書に『ビッグハート 道を切り開くメンタルの力』(2013年)『守りたいから前へ、前へ』(2014年)がある。

<トレーニング>30を前に身体づくりから見直す

まずはトレーニング関連の話を聞いた。プロ選手として食事をトレーニングと捉えて、新たなアプローチで2017年から身体作りを行っているという。

「僕が今、本当に意識しているのは“食事”ですね。アスリートにとって睡眠、トレーニング、食事は大切なこと。その中で今まで一番意識していなかったのが食事だったので、今年は食事もトレーニングだと思って徹底的に改善しています。まずは、すべてのアレルギー検査をして、ひっかかった食材は抜いてます。試合から逆算していって、より試合日に100%の体の状態を作れるよう、「食事」ではなく「食生活」を作るんです。

試合までに時間がある時は、タンパク質中心の食事を摂ります。試合の2〜3日前は炭水化物を中心に摂取して、体にエネルギーを蓄える。今まではまったく考えずに食べたり飲んだりしていました。2017年、僕は30歳になります。サッカー選手としてはパフォーマンスが落ちると言われる年代なんです。だからこそ、ケガもしない、体力も落ちない、パフォーマンスを上げていかないといけない、そういう面で今は食事を気を付けています」
「最近だと、ランニングひとつをとっても、トレーニングファッションにこだわりを持てるアイテムが増えていますよね。僕の中で必需品は、もちろん服もそうなんですが、スマホを腕に装着できるホルダー。走行距離とかスピードとか測れますし、これは僕の中でたまらないんですよ。音楽も入れられますしね」

参考商品・ランニングフラップモバイルホルダー(adidas)3229円 ※槙野選手愛用モデルは現在販売中止
「僕らプロサッカー選手は、基本的にトレーニングシーンも決められていますし、トレーニングウェア自体がチームのものになっていますから、アイテムで個性を出しています」

「現状に甘んじない。負けは認めない」

自身も海外でのプレー経験もあり、日本代表としても存在感を発揮している槙野。一流選手がしのぎを削り合うフィールドで、プロのアスリートとして大事にしていることはなんだろうか?

「 いつでも一番大事にしているのは“負けを認めない”ことですね。と言いつつも、反省するところなど、もちろん認めるところは認めなといけないものですが、気持ちとしては負けを認めない。自分が試合に出ている時はもっと相手よりも強くなりたい上手くなりたいという欲がないといけない。試合に出ていない時も、その状況に甘んじないこと。現状を打破しないといけないという意味でも、負けを認めない、メンタル面でも落とさないようにしています」

OLIVER読者へメッセージ 「人生一度きり、自分に嘘はつくな」

「僕は口癖でよく回りの人にも“人生一度きり”と言うんです。毎日の食べ物にしろ、飲み物にしろ、出来事にしろ、人の出会いも、その瞬間瞬間を大事にしないといけないと思っています。迷いも後悔も無く突き進んでいきたい。悩んでいるんだったら行動しろって思っています。僕は自分にブレーキをかけられないタイプなんで、突き進んじゃう。もう少し考えて行動しなきゃとも思いますが…(笑)。自分の行動と気持ちには嘘をつきたくないから、やるからにはとことんやります」

取材日は、「MAKINO MEETS CLIMACHILL」に出演し、アディダスの新商品「CLIMACHILL」の速乾性・高通気性・冷却性を実感できる「CLIMACYLINDER(クライマシリンダー)」を体験。手慣れた様子で観客とコミュニケーションを取り、盛り上げながらイベントを進行。終了後にはファンとの撮影会も実施した。
ピッチ外でも姿を見られるサッカー選手は数少ない。槙野選手本人も「ただのサッカー選手で終わりたくない」と公言している。その真意とは。

「僕はラジオ番組を持っていたり、以前はスカパーで番組もやっていました。ほかのサッカー選手にない部分というと、そういうところかなと思います。一見サッカーに関係なく見えるかもしれませんが、それが試合でも生きているんです。例えば、こういうイベントで話したり、ラジオでリスナーにメッセージを伝えたりする。これは、見て、話して、状況を伝えて回りを動かすディフェンダーとして必要な要素でもあるんですよ」

刻々と変わる状況を正確に捉えて、仲間を動かす。コミュニケーションに対する意識はサッカー選手も、企業勤めの会社員も職種を問わず“仕事人”として大切な要素だ。
摂氏40度以上の過酷な状況を再現した「クライマシリンダー」に入る槙野選手。その機能性を自ら体験し、観客に感想を伝えていた。

摂氏40度以上の過酷な状況を再現した「クライマシリンダー」に入る槙野選手。その機能性を自ら体験し、観客に感想を伝えていた。

「サッカー自体」も、「サッカー選手である自分」も楽しみながらやっているのが槙野流だ。ピッチ上でも、それ以外のフィールドでも、「一流選手であり、エンターテイナーでありたい」という思いを感じられた。

「サッカー以外の活動は僕にとってサプリみたいなものです。楽しんでやっています。それが日々の力になるし、違う角度から見れば、プレーヤーとしていいプレッシャーにもなっています。サッカー選手ありきの活動なので…ピッチ上で結果を残さないといけない。そこの順番が入れ替わらないように取り組んで、批判されても、それをエネルギーに変えてピッチの中で発揮していきたいです」

(取材・文 / 加藤由盛)
(撮影 / Bang juneheok)
Information
<槙野選手着用アイテム> 
アディダス「CLIMACHILL」

衣服内環境を快適にし、アスリートをサポートするアディダス独自のテクノロジー「CLIMA TECHNOLOGY」搭載の機能性ウエア。春夏シーズンは、スポーツシーンを快適にする、アディダス最上級の冷却テクノロジー「climachill」が登場。空気の流れをスムーズに導き、 衣服内をよりドライで快適に維持する、新開発の糸「 Delta Yarns(デルタヤーンズ) 」を 使用した生地を採用。

オフィシャルサイト 
http://shop.adidas.jp/clima_technology/
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